旅に、グルメに、読書に、映画……      週末ライフの過ごし方
旅好きで多種多様な趣味を持つ、週末ライフを謳歌しているメンバーたちの日記です。
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水曜の朝、午前三時 水曜の朝、午前三時
蓮見 圭一 (2005/11)
新潮社

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「四十五歳の若さで逝った女性翻訳家が、娘のために遺した四巻のテープ。そこに語られる無惨な恋、許されぬ過去、そして「ひとつの死」。誰もが何かを探していたあの時代が、鮮やかによみがえる。追憶の光と影、切なさと歓びに涙がとまらない、感動の告白小説。」
(アマゾンの商品説明より)


秋ですね。

なんとなく切ない季節ですね。

そんな季節は、恋愛小説を読んで、ますます切ない気持ちになってみたくなる僕は、ちょっとM入ってます。

もしもあの時ああしていれば、別の人生を送っていたかも、という人生のターニングポイントは、きっと誰にもあるでしょう、
主人公の女性の心情が細やかに表現されていて、男性である著者がこのように描けることに驚嘆します。

はっきりいって、内容自体は、あまり面白いとは思わなかった。
でも、小説の最後に語られる言葉には共感できます。

少し引用を。

『人生は宝探しなのです。嫌でも歩き出さなくてはならないのだし、それなら最初から宝探しと割り切ったほうが楽しいに決まっているではないですか。そう、楽しめばいいのです。
旅の途中には多くの困難があるでしょう。(中略)
 迷った時は急がずに立ち止まりなさい。慌てたって、いいことはひとつもありはしないのです。物事を理性的に、順序立てて考えるのは悪いことではないし、勉強や読書は常にあなたの助けになってくれるでしょう。でも、これだけは忘れないように。何にもまして重要なのは内心の訴えなのです。あなたは何をしたいのか。何になりたいのか。どういう人間として、どんな人生を送りたいのか。それは一時的な気のまよいなのか、それともやむにやまれぬ本能の訴えなのか。耳を澄まして、じっと自分の声を聞くことです。歩き出すのは、それからでも遅くはないのだから。』

c-man

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テーマ:ぐっときた本 - ジャンル:本・雑誌